農業経営継承事業

開催の趣旨

  高齢化が進み、後継者がいないままリタイヤしていく農業経営の中には規模・内容ともに優れた経営が少なくありません。
  これらの経営が散逸することは経済的な損失だけでなく、農地利用の低下など地域社会に大きなダメージを与える恐れもあります。一方、農業の新たな担い手が求められる中、新規参入希望者は年々増加傾向にありますが、その実現に向けては資金や経営技術、農地の確保など多くの課題があります。
  このような課題を解決するためにも、後継者のいない農業経営者の経営資産(農地・機械・施設・家畜・樹木・技術・経営ノウハウなど)を、そのまま、新規就農希望者や独立を目指している農業法人等の従業員・研修生などの第三者に継承する取り組みが重要です。
  そこで、貴重な経営資産を意欲ある第三者に引き継いでいくため、これまでの農業経営継承実践事例の紹介や関係者の意見交換を交えながら、そのより良い実現方策を考える「農業経営の第三者継承を考えるシンポジウム」を下記のとおり全国2会場で開催します。

日程等

日 時 : 平成23年12月5日(月) 13:00〜16:30
場 所 : 主婦会館プラザエフ「クラルテ」(B2F)[別紙参照]
〒102-0085 東京都千代田区六番町15
主 催 : 全国農業会議所
参集範囲 : 都道府県・農業普及機関、都道府県農業会議、青年農業者等育成センター、市町村、JA組織新規就農担当者、農業経営者、新規就農希望者等
参加費 : 参加費無料・定員120人(先着順)

プログラム

1 開会(13:30)
2 講演(13:40〜14:40)
「農業経営継承をすすめるために-第三者への継承の方法と課題-」
講 師 :北海道大学大学院農学研究院 教授 柳村 俊介 氏
3 報告(14:40〜15:00)
「農業経営継承事業の取り組みについて」(全国農業会議所)
4 実践報告&フロアディスカッション(15:10〜16:30)
○コーディネーター:北海道大学大学院農学研究院 教授 柳村 俊介 氏
○報告者:稲田 剛史 氏(北海道天塩町)
   酪農。乳牛84頭、採草地72haを妻・磨美氏とともに継承。平成22年7月末に1年間の実践研修を修了し、来る1月に継承を完了する予定。
○報告者:田平 和彦 氏(長野県上田市)
   水稲と小麦約13haの土地利用型経営。平成23年4月末に1年間の実践研修を修了し、来年5月に継承を完了する予定。
○報告者:石川 宗郎 氏(埼玉県小川町)
   有機農業。野菜、米大豆麦3.5haに加え、乳牛3頭、鶏200羽の循環型の経営。平成23年8月に1年間の実践研修を修了。「霜里農場」の屋号も継承予定。
○報告者:福井県農林水産部園芸畜産課 河村 真一 氏
   福井県農林水産部園芸畜産課では、県内の担い手農業者に対し後継者の有無や営農意向についてのアンケート調査を実施。経営継承に向けたサポート活動を展開。
5 閉会(16:30)

参加申し込み・問い合わせ先

全国農業会議所新規就農相談センター TEL:03-6910-1126
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