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法人参入事例 参入事例紹介



このページでは農業参入された法人の事例をご紹介いたします。

参入市町村名 新潟県柏崎市
(旧高柳町)
法人等名(業態名) 株式会社じょんのび村協会
(レクリエーション業)
参入の手段 じょんのび高柳活性化特区(平成16年6月21日認定)
農業部門の概要
【栽培作物】
【経営規模】 50a(実面積30a程度)
【雇用者数】 1人
地域の概要
旧高柳町は新潟県の南西部に位置する農山村で、中山間地域にあり、起伏の激しい傾斜地が全町土の約7割を占め、平坦地は少ない。県内有数の豪雪地帯でもあり、これらのことから、最近では野菜、山菜、果樹及び畜産との複合経営も増えてはいるものの、稲作を主体とした農業が中心で、山間傾斜地では未整備の棚田が地滑り防止機能を発揮するとともに美しい景観を保っている。  
農業参入の動機、
きっかけなど

平成4年に旧高柳町の「住んでよし、訪れてよし」の町づくり施策を受け、第三セクター方式で「じょんのび村」を開業。「食事処」、「加工・販売施設」、「貸別荘」でスタートし、平成6年に「温泉施設」、「宿泊・休養施設」、「ふるさと体験工房」が完成し、フルオープンとなった。構造改革特区を活用、地元の杜氏OBの業を活かした「どぶろく」の製造・提供を目指し、平成16年6月に構造改革特区の認定を受けた。

農業経営(農業事業)の内容
水田 0.5ha
農産物の販売状況
生産米で、どぶろくを年間1,500リットル製造(それ以外はじょんのび村で飯米用等として提供)
農業参入にあたって苦労したこと
耕作放棄地の復旧には、低木の抜根、撤去等重機を使うなど大変だった。水田も山間地で法面が大きく、用水路、農道、畦畔の再整備に手間を要した。どぶろくの製造も試行錯誤を繰り返し現在に至っている。
現在の課題、問題点
手作りのため大量生産が出来なく(1回で70g)、現在は「じょんのび村」での限定販売となっている。
約10年間で4回の大地震(16年中越地震、19年中越沖地震など)に見舞われ、建物に被害を被った。特に中越沖地震では、休業を余儀なくされるなど経営的なダメージが少なくない。
農業参入で良かったと思う点 当初の目的である地域活性化の核となって取り組むことができている。また、中山間地の棚田を活用することによって耕作放棄地解消にも貢献している。
今後の展開方向、行政や関係機関に望むこと どぶろく製造を目的として酒米の*「一本〆」を使用してきたが、平成19年は「コシイブキ」の品種を栽培した。違った味わいのどぶろく製造への期待と必要量以上を飯米として利用するためである。
 
  *
酒造好適米『一本〆』とは?
 昭和20年に、「五百万石」(母)と「豊盃」(父)を交配させて、新潟県の農業試験場で生まれた米です。
 「新潟酒28号」という名で育成され、平成5年に新潟県の奨励品種となり「一本〆」と命名されました。
 早生で、丈が短く苗が太いのが特徴。 「心白」が大きく、お酒を造る際に必要な栄養素をタップリ含んでいます。
 そのため、35%や40%まで精白しなくても、吟醸造りが可能となっています。

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