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法人参入事例 参入事例紹介



このページでは農業参入された法人の事例をご紹介いたします。

参入市町村名 鳥取県鳥取市 法人等名(業態名) 株式会社アイ・ヒューマンネット
(登録:人材派遣業)
参入の手段 特定法人貸付事業(平成19年3月)
農業部門の概要
【栽培作物】 エゴマ、ナタネ
【経営規模】 約450a
【労働力】 役員1名、従業員2名、他臨時雇用
地域の概要
鳥取市は平成16年11月に鳥取市および周辺の8町村が合併し、総面積765.66平方kmと合併前に比べ市域は約3倍に広域化した。農業は水稲を中心に、特産であるナシ、ネギ、ラッキョウ等の栽培も盛ん。農業就業人口率は約36%と高いが、中山間部を中心に高齢化や担い手不足が進み、遊休農地の発生も市内全域で散発的にみられるようになっている。
農業参入の動機、
きっかけなど

日本でいつか油がなくなる日が来る、今からでも油を作る癖を付けておくことが必要と考えたこと。生産拠点たる土地が借りられたこと。

農業経営(農業事業)の内容
ナタネ栽培をしてナタネ油を搾油し、販売。また、エゴマの栽培をして搾油し、エゴマ油及び「エゴマの底力」(健康サプリメント)を製造販売。
農産物の販売状況
油類はH20年秋から販売開始、地元JAの直販店、地元スーパーで販売しており、まずまずの出足。
「エゴマの底力」はネット販売、地元薬局、JA直営店を中心に販売、まずまずの出足。
農業参入にあたって苦労したこと
・畑の借り入れ
・農薬を使うか、使わないか、判断に苦しむ
・資金の融資
現在の課題、問題点
農産物を加工して販売しているが販路開拓に苦労している。
地産地消を建前として菜種油を製造販売しているが、原産地が外国と思われる安い油が出回っているが、原産地表示をすべきでないか。
ナタネ産業の後発メーカーとして、栽培、搾油、販売全てにおいて民間事業者としてリスクを負担しながら事業展開することは困難が伴う。
農業参入で良かったと思う点
・栽培してみて、はじめて食の裏側が見えてきた。
・中山間地域の農業の現状がよく分かった。
今後の展開方向、行政や関係機関に望むこと
【今後の展開方向】
種子の刈り取りのためのコンバインの導入
草対策の検討
製品の販路を確保して安定的な農業生産を行う
【行政・関係機関に望むこと】
融資制度を充実してもらいたい、本当に農業をやろうとしている者に対する融資を充実すべき。
農業は、多くの人手を必要とする産業であります、うまくやれば、雇用対策になる、実行されるべきと思う。
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