| 参入市町村名 |
鹿児島県阿久根市 |
法人等名(業態名) |
株式会社枦産業(でん粉製造業、水産練製品製造・販売、飲食業) |
| 参入の手段 |
アクネうまいネ自然だネ特区(平成16年12月) |
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| 農業部門の概要 |
| 【栽培作物】 |
サツマイモ、ジャガイモ等 |
| 【経営規模】 |
30ha |
| 【雇用者数】 |
正社員8名、臨時雇用
(2〜10名) |
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| 地域の概要 |
| 【地域の農業の特徴】 |
| 当市は東シナ海に面し暖流の影響を受け、温暖な気候に恵まれ、実エンドウ、ソラマメ等の豆類を中心に、水稲、サツマイモ、肉用牛、養豚、ブロイラー、ボンタンなど果樹、葉たばこ、野菜等の生産が盛んである。 |
| 【農業構造】 |
| 農業就業者の高齢化による後継者不足が深刻な問題となっている。また当市は中山間地域であり急傾斜で狭隘な農地が市内全域に点在しており、遊休農地面積は約470ha、また今後遊休農地となる恐れがある農地は市南部に約47ha市北部に約50ha存在しているとみられる。 |
| 【自治体としての農業への取り組みなど】 |
| 平成16年に「アクネうまいネ自然だネ特区」の認定を受け、これまでに特定法人5法人が参入し、市内の遊休農地の当初の解消目標面積10haを大幅に上回る約27haを活用している。また、平成19年11月には「農山漁村活性化計画」を策定し、都市農村交流を通じた地域活性化に取り組んでいる。 |
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農業参入の動機、
きっかけなど |
平成15年頃より焼酎ブームのあおりを受けて、15、16年はでん粉用原料のサツマイモを計画の8割しか集荷できなかった。工場の経費は稼働率が8割でも10割でもほとんど変わらず、フル操業するためには、原料をある程度の量、自社で確保しなければならないと思った。その頃、農業生産法人以外でも農業に参入できる特区制度を知り、特区制度を活用して参入することにした。 |
| 農業経営(農業事業)の内容 |
初年度目:サツマイモ8ha、秋ジャガイモ5ha、
2年度目:サツマイモ18ha、ジャガイモ 春8ha、秋10ha
3年度目:サツマイモ28ha、ジャガイモ 春10ha、秋3ha |
| 農産物の販売状況 |
サツマイモは100%自社のでん粉工場で引き取る。ジャガイモはJA・一般業者を通じて青果として市場出荷(割合は8:2)。 |
| 農業参入にあたって苦労したこと |
借り受けた農地の荒廃の度合いがひどく、造成するのにかなりのコストが掛ってしまった。天候不順や輪作体系の技術が未確立なため、植え付け時期の遅れや生育障害などが発生し、思うように収量が上がらなかった。
| (例) |
サツマイモ 1年目3t目標→2t弱、2年目同
ジャガイモ 1年目2t目標→1t弱、3年目2t弱 (収量はいずれも10a当たり) |
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| 現在の課題、問題点 |
| 1. |
従業員の栽培技術の向上
経営を安定させるためには、収量を上げることが不可欠であり、収量を上げるためには栽培技術等の修得が重要と考える。今後、普及指導員、JA職員等から技術指導を受け、さらなる栽培技術の向上を図る。 |
| 2. |
規模の拡大
人件費が結構かかるので、更に規模の拡大に務め、機械化し効率化を図る。 |
| 3. |
計数管理
圃場ごとに番号を付してデータをコンピュータにて一括管理し、より効率的な生産を目指す。 |
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| 農業参入で良かったと思う点 |
遊休農地が見事にきれいに生まれ変わり環境が良くなり、またサツマイモの作付けにより、自社の澱粉原料が確保できること。
農業を取り入れたことにより、社員アルバイト10人を雇用し、季節雇用だった工場の従業員が年間雇用できるようになった。 |
| 今後の展開方向、行政や関係機関に望むこと |
農水省が行っている特定法人貸付事業に関連して、様々な支援措置があり、これらの支援措置を有効に活用して、今後の農業経営を展開していきたい。将来的にはサツマイモやジャガイモを使った新製品の開発もしたい。 |