生き物や自然守る農業者養成スクール誕生

 生き物や自然を守る農業者(アグリネイチャースチュワード)を養成するビジネススクールが誕生した。環境保護の指標になる田畑にすむ生き物を守り、生き物と共生する農業を実践する人材を育てる。3月から長野県飯島町で初級コースの養成講座が開かれており、4月からは東京都内でもスタートした。将来的には、体験学習やグリーンツーリズムなどのサービスを提供できる起業家、付加価値をつけて有利販売するプロ農業者の育成を目指す。

 講座を開講しているのは、アグリネイチャースチュワード協会(東京都渋谷区)。昨年、日本獣医畜産大学の松木洋一教授が「農薬、化学肥料の使用の有無や回数にばかり目を向けず、田畑周辺にすむ貴重な生き物を調べ、生息地を提供するなど生態系にやさしい農業を」と立ち上げ、同協会の理事長に就任した。環境保護を視点に、生き物を指標にした新たな農業の展開をめざす。

(2005/04/22)


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