どうなる品目横断 (下) 生産調整

うずたかく積み上がった政府の在庫米。米価下落対策で新たに34万トンを積み増した  品目横断的経営安定対策は、参議院選挙における与党の敗北と米価の急落を受けて、米政策と併せた見直しが行われた。政府・自民党は、品目横断対策と米政策の見直しに必要な財源を1100億円とし、07年度補正予算案に800億円、08年度予算案の追加要求として300億円を計上した。
  焦点となったのが、過剰作付け対策。補正予算案のうち500億円を転作支援に充てる。08年度、生産調整を拡大する「長期生産調整実施契約」を締結した農業者に、『踏切料』として10アール当たり5万円などを交付する(1農業者100万円が上限)。また、08年度の300億円は、米や麦など5作物の収入合計が過去実績を下回った場合に補てんする制度の拡充に充てる。
  品目横断対策の見直しでは、「小規模切り捨て」と批判された面積要件を見直す。「地域水田農業ビジョン」が担い手と位置づけた認定農業者と集落営農組織は、市町村が認めれば経営規模にかかわらず、国と協議して同対策に加入できるようにする。

(2007/12/21)


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