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担い手サミット 夢と未来 大いに語り合おう

 全国の認定農業者や集落営農組織関係者、女性農業者などの担い手が一堂に会する「担い手サミット」。今年は24日から25日の2日間、高知県内で開かれる。今回のテーマは「集え!担い手 動き出せ未来へ〜南国高知から発信!元気な農業〜」。約1800人が参加する。
 24日の全体会では、全国優良経営体表彰の農林水産大臣賞受賞者の表彰、高知県内の若手農業者・農業大学校生による担い手メッセージと県内4地域で活躍する農業者によるパネルトークが開催される。全体会後は県内10地域に移動し、各地の担い手農業者を交えた情報交流会を開く。翌25日は、さらに39コースに分かれ、先進的な経営や特色ある地域の取り組みを視察する現地研修会が行われる。
 参加者には数多くの先人・偉人を輩出してきた同県の歴史と風土の中で培われてきた取り組みに触れるとともに、交流や相互研さんを通じて自らの経営改善と地域農業の発展を目指し、夢と未来を大いに語り合ってもらいたい。
 わが国農業は、環太平洋連携協定(TPP)を始めとする国際貿易交渉や農業従事者の高齢化、後継者不足など、山積する課題に直面している。大震災や原発事故、今年も各地で発生した自然災害からの復旧・復興も道半ばである。
 こうした中、地域農業・農村を担い、支える担い手が一堂に集う場が、改めて一人一人の誇りと自信を再認識し、自らの経営のみならず、地域農業の振興に取り組む意欲を高める機会になるはずだ。
 「担い手サミット」は1998年、山形県酒田市の認定農業者の呼びかけを端緒に「認定農業者サミット」として始まった。以降、農業者の手作りの大会として回を重ね、今回、節目の20回目を迎える。
 今回のサミットが、人と地域の結びつきを強め、次世代の担い手を育て、持続可能な力強い農業と活力ある農村を築く礎になることを望む。

 [2017-10-13]