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地球温暖化と適応技術(7) 牛 ストレスを数値化 宮崎県畜産試が開発

ヒートストレスメーター普及

 5年ぶりに国内最高気温を更新した今夏。暑さに弱い牛にとっては、厳しい年となった。そんな中、宮崎県畜産試験場が2011年に開発した牛のストレスを数値化する「ヒートストレスメーター」が乳牛の暑熱対策の一環として宮崎県で定着している。
 「ヒートストレスメーターを開発した一番の目的は夏場の乳量低下を食い止めること」。そう説明するのは、宮崎県畜産試験場家畜バイテク部の須哲也部長(54)だ。
 宮崎県は年々温暖化が進む危機感から、2011年に同試験場とエンペックス気象計(株)が共同で同メーターを開発。
 構造はシンプルで温度、湿度を基に牛の不快指数を表す「温湿度指数」(THI)を示す。40〜100の範囲で針が動き、対策が必要となるTHI67を分岐点に、危険度を(1)要注意(2)注意(3)警告(4)危険の4段階で表示する。

写真説明=県内の酪農家に配布されたヒートストレスメーター(右)(宮崎県畜産試験場)

 [2018-10-5]