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【新技術】ICTの水管理システム開発 必要量に応じ節水実現 農研機構

 農研機構はこのほど、農家の水の必要量に応じて配水をする水管理制御システム「iDAS(アイダス)」を開発した。
 このシステムは、全国の水路のうち約2割を占めるパイプラインかんがい地区で、通常土地改良区が管理するポンプ場など配水施設と、農家が扱う水田の給水栓を情報通信技術(ICT)で連携するもの。農家が管理する圃場1枚ごとの水の使用量を集計し、ポンプ場など施設管理者は必要量のみを配水することで、節水ができる。
 今年、茨城県の低平地水田パイプラインかんがい地区でした実証では、ポンプ場の消費電力が40%削減。施設管理の省力化にもつながり、人件費の削減も見込まれる。スマートフォンやタブレットからの監視や制御も可能だ。
 おおむね10〜100ヘクタールの範囲が対象で、すでにパイプラインが設置されている地区の導入費用は1ポンプ場当たり、300万〜400万円の予定。土地改良事業での導入を見込み、全国に普及していく考えだ。

写真説明=ポンプ場と圃場がICTで連携する(農研機構提供)

 [2018-11-23]