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FRONT LINE 作った野菜売れます!? 貸農園 出荷できる喜びも体験 石川・JA白山

 「野菜を作ってみたい」「休日に農業をやりたい」――。こうした都市部からの声もあり、農作業ができる市民農園や体験農園は人気を博している。そんな中、自分が作った農産物が売れる喜びを知ってほしいと、野菜作りから出荷まで体験できる貸農園が登場し、注目を集めている。

 石川県のJA白山では本年度から、大型の農産物直売所「よらんかいねぇ広場」に隣接する貸農園を開設した。野菜作り体験の他、生産したものは同直売所の店頭で販売することができるなど、県内JA初の取り組みとして注目されている。
 現在、1区画100平方メートルの敷地を8人が借りて野菜作りに取り組む。使用料は年間1万5千円。JA職員からの指導や年2回の栽培講習会を受けることができ、2区画借りている人もいる。借り受け希望の問い合わせは多く、今回用意した圃場は全て埋まったという。
 2015年にオープンした同直売所は、初年度が29万人、2016年度が41万人、2017年度が43万人利用した地域屈指の人気施設だ。そのため、新鮮な野菜を買いたい消費者の需要に対して、供給サイドが追いつかない課題がある。
 そこで一般の人にも農産物が売れる喜びを知ってもらい、農業との接点を持ってほしいとの考えに加え、直売所の商品供給を増やしたいというJAサイドの考えも含め、この取り組みを開始したという。

写真説明=(左から)中松さん、伊藤さん、中松みつゑさん、JA白山の古瀬さん

 [2018-11-23]