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MY STYLE 雪国で通年営農体系を確立 新潟市北区 濁川生産組合

 冬は雪に閉ざされる新潟で、水稲を中心に施設トマト、葉物野菜、餅加工と年間を通じた営農体系を確立し、安定した成長を続ける(農)濁川生産組合(田村雄太郎代表、33)。地域唯一の稲作法人で担い手として期待が高いが、準主力のトマトも県内有数のブランド「にごりかわトマト」の産地を支える。

 同法人は新潟市北区の濁川地区で、水稲64ヘクタールと施設トマト1.8ヘクタール、葉物野菜など2.4ヘクタール、餅加工(年間生産量8.1トン)と、借り手が収穫物を販売できる特定作業受託10.4ヘクタールを経営する。
 売り上げの75%を占める米は、コシヒカリを中心に、県育成品種の「ゆきん子舞」「こしいぶき」と、次代の主力品種「新之助」を栽培する。主食用は、中国地方を中心にチェーン展開するレストランとの契約栽培が中心。同じ米を転作対応として飼料用米、加工用米、備蓄米でも出荷する。20年前から始めた餅加工用には、2.2ヘクタールで「こがねもち」を栽培する。
 水稲は高齢化とともに急速に拡大している。地域に大規模個人経営はあるが、稲作主体では唯一の法人で、地域の農地・農業を守る担い手として期待が高い。

写真説明=「トマトや葉物野菜にはこれからも力を入れる」と話す田村さん

 [2018-11-23]