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【ストップ鳥獣害】ジビエ皮を使った家具誕生 岐阜・高山市 牧野泰之さん

 猪の皮を座面に使った独創的な椅子が誕生した。作ったのは岐阜県高山市で家具職人をしている牧野泰之さん(48)。ジビエ肉に比べ活用が難しく、廃棄の多いジビエ皮を家具用革として利用する取り組みに挑戦している。
 牧野さんは生々しい傷跡が残り、穴が開いていることもある猪の皮を見て「生きざまがそのまま表現されていて味がある」と美しさにほれ込んだ。
 使うきっかけは1年前に飛騨高山の広葉樹と飛騨牛の皮を使った持続可能な家具作りを目指したこと。取り組みを知った市職員からジビエ皮使用を提案され、全国で年間150万頭の鹿と猪が駆除されるうち、皮の利用が1%未満であることを聞く。市内の被害も多く、ジビエ食肉処理施設が6カ所あることを知った牧野さんは家具の素材に新たな地域資源を加えることを決意する。

写真説明=猪革を示す牧野さん。猪革を使った椅子が手前に並び、左端の椅子の上に乗っているのが鹿革使用のクッション

 [2018-11-23]