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被災農業者への訪問活動 販路開拓など支援 福島相双復興官民合同チーム

 福島県内の被災農業者の支援を行ってきた福島相双復興官民合同チーム営農再開グループ(東北農政局、福島県、福島相双復興機構)はこのほど、訪問活動の実績をまとめた。2017年4月〜2018年末の1年9カ月間で、被災12市町村の農業者1429戸を戸別訪問。訪問回数は延べ2891回になった。
 同グループでは、営農再開の意向を確認しながら、経営課題の解決を支援。販路確保や地域・集落単位での営農再開、市町村を越えた耕畜連携など農業者の連携づくりに取り組んだ。販路開拓では県外の飲食店に段ボール1箱から直送できる仕組みを築き、2018年末までに20戸の農業者と17店の飲食店をつないだ。
 訪問した1429戸のうち営農再開しているのは352戸(訪問した25%)。今後の営農再開を希望するのは216戸(同15%)だった。一方、営農再開の意向がないのは646戸(同45%)、再開未定が215戸(同15%)となり、営農再開への厳しい道のりも改めて浮かび上がった。

 [2019-3-8]