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MY STYLE それぞれの夢追い 夫婦別経営 静岡・御前崎市 栗本めぐみさん、渡邉裕介さん

 静岡県御前崎市でイチゴ農園を経営する栗本めぐみさん(42)と渡邉裕介さん(39)は2人とも県の新規就農支援事業を利用して独立就農した。農場が近いことから就農後に出会い、結婚後もそれぞれの夢を追い続ける。

 サラリーマン家庭に育った静岡市出身のめぐみさんが、将来は農業をしたいと考えたのは高校2年の時。「なぜと聞かれると困る。漠然とですよ」と笑うが、同級生から卒業文集に書いてあったよと教えられた。
 東京農業大学に進学したが、卒業後すぐ就農しても難しいと感じ、青果卸に就職して流通を1年間学んだ。そこで「農業者自身が商品を語れないと通用しない」と感じ、営業力を身につけるため食品会社に転職。5年経験し、就農を決意した。
 新規就農支援事業に応募し、イチゴ農家で1年間研修。50アールの農地を借り15アールのハウスを建て、2009年に独立した。4年目に増設し、現在は22アール。社員1人、パート2人を雇用し「紅ほっぺ」を栽培する。
 JA出荷を主体に、県内で18点舗を展開する和洋菓子店「たこ満」と東京のスーパーにも販売する。経営者の勉強会や、マルシェへの出店などを通じて開拓した販路だ。

写真説明=「これから先も経営を一緒にすることはないかな」と話すめぐみさんと裕介さん

 [2019-3-8]