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【列島最前線】女性1人で挑む山地酪農 神奈川・山北町 薫る野牧場 島薫さん

 神奈川県西部に位置し、森林率が90%を超える足柄郡山北町で、薫る野牧場の島薫さん(29)が山地酪農に挑んでいる。標高約700メートルの大野山山頂付近で8.8ヘクタールにジャージー種5頭を放牧。搾った牛乳は砂糖を加え殺菌し、近隣のカフェなど3店舗にソフトクリームの原料として販売している。

 「女性1人でも山地酪農がやれることを示したい」と話す島さん。2018年6月、住民で組織する「財産区」から県営牧場の跡地を借りて開業した。
 山地酪農は多くの乳量は求めず、持続可能な放牧地を作ることで山の管理をしながら、健康な牛の乳を生産する手法。本来、草食動物である牛が草を食べて育ち、約20年の寿命を全うする。輸入トウモロコシなどの配合飼料は与えない。牛の乳は子牛のために出しているものをおすそ分けしてもらうという考え方だ。

写真説明=大学卒業後4年半、岩手の中洞牧場で山地酪農を学んだ島さん

 [2019-3-15]