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農政の動き

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米、輸入拡大要求か 日米農相会談

 吉川貴盛農相は11日、主要20カ国(G20)の農相会合参加のために訪日していた米国のパーデュー農務長官と会談した。
 パーデュー農務長官は先月開始した日米の新たな貿易交渉について、巨額の対日貿易赤字を問題視する考えを改めて示し、米国産農産物の関税を引き下げて輸入を拡大するよう日本側に求めたとみられる。吉川農相は過去の経済連携協定の水準が最大限とした昨年9月の日米共同声明に沿って交渉を進める日本側の立場を強調した模様だ。
 吉川農相は会談の冒頭で「米国は日本にとって長年の農産物の安定供給国で、米国にとっても日本は重要な輸出先だ」と発言。パーデュー農務長官は「両国は長年にわたり強固な関係を構築してきた。今後も農業分野で強いパートナーシップを築きたい」と応じた。
 会談後、パーデュー農務長官は一部記者団の取材に応じ「両国は経済や安全保障の面で深い関係を築いてきた。今回の交渉も速やかな合意に達することができると期待している」とコメント。早期妥結を望む姿勢を鮮明にした。

 [2019-5-17]