カテゴリータイトル

農政の動き

すべての記事を読む

都会で熱い農家のセガレ マルシェに若者集い、地元の農産物販売 東京・渋谷区(株)地元カンパニー

 「農家のセガレ」を旗印に都会にいながら実家や地元の農畜産物をPR、販売するユニークな農業支援プロジェクトがある。実家の農業は継いでいないものの、地元への愛着心と農業の持つ魅力に引きつけられる若者たちを追った。

 活動をしているのは、東京都渋谷区にある(株)地元カンパニー(児玉光史社長、33歳)。児玉さんは、長野県上田市(旧武石村)の出身。祖父の代まではアスパラガスの専業農家だった。東京の大学に進学し、卒業後は都内のIT企業の営業マンとして4年間勤務。その後2007年に「実家や地元のために何かしたい」と退社。農業ビジネススクールで同じ境遇にあった名古屋敦さんらとともに、同年9月に同社の前身となる「セガレ」を立ち上げた。
 はじめは、実家から集められるだけの野菜を並べて売り、毎月のペースでマルシェを開いたという。するとその活動がマスコミに取り上げられ、徐々に東京にいる農家の息子や娘が集まり、マルシェで各地の農産物を売るようになった。現在では約70人の若者がセガレに参加し、毎月1回、東京・自由が丘でマルシェを行っている。

 [2013-2-1]