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新品種 水稲「和みリゾット」 農研機構総合研究センターが育成

 農研機構中央農業総合研究センターは、イタリア料理のリゾットに向く水稲新品種「和みリゾット」を育成した。
 リゾットは米に油を加えて炒め、スープを加えながら炊く料理で、日本でも人気がある。米はイタリア原産の大粒品種「CARNAROLI」が適しているが、稲が倒れやすく収量が低い、脱硫、穂発芽しやすいという問題がある。イタリアからの輸入も高価だ。
 コシヒカリなどの国産米は粒が小さく、リゾットにすると外観や食感に問題がある。このため、リゾットに合う大粒米が求められ、「北陸204号」とCARNAROLIを交配して育種した。
 和みリゾットはコシヒカリに比べて外観が優れ、リゾットへの調理後も外観が良く、歯ごたえがあり、粘りが無く、べたつかず、煮崩れしにくい。
 生産面でも、CARNAROLIより桿長が短いため倒伏に強い。収量は「ひとめぼれ」に劣るが、CARNAROLIより多く、玄米千粒重はCARNAROLI並みの大粒だ。
 昨年、品種登録出願され、今年度から新潟県柏崎市で作付けが予定されている。

写真説明=「和みリゾット」の籾と玄米((左)ひとめぼれ(中)和みリゾット(右)CARNAROLI)

 [2014-5-23]