全国農業新聞11月23日号の「ダイジェスト版」を掲載しました

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大学発 農業ベンチャーに注目 研究踏まえ新事業展開

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大学に潜在する研究成果を掘り起こし、新たな製品や新市場を創出する「イノベーションの担い手」として期待される、大学発ベンチャー企業。2002年に国が政策として取り組みだしたことをきっかけに、現在、2千社以上が起業をしている。バイオテクノロジー、ヘルスケア、医療機器などの分野が最も多いが、農業分野でも大学研究を踏まえた、新たな事業を展開するベンチャー企業が現れている。

 静岡大学発ベンチャー企業(株)静岡アグリビジネス研究所は2009年に起業。同社は育苗ポット「Dトレイ」を使った養液栽培で、安定・継続性の高いトマト生産を構築。これをビジネスモデルにし、現場での栽培指導などコンサルティング業務、自社農場でのトマト生産・販売を展開している。
 Dトレイはオランダでイチゴ育苗用に開発された250ミリリットル容量の連結極小ポット。1枚のトレイにポット10個が連結し、持ち運びも容易で、極小量培地での低段密植栽培が可能。また日射量に基づいて1株当たり約30ミリリットル、多い時で1日60回程度の培養液を自動で給液制御して、高い作業効率を実現している。

写真説明=静岡アグリビジネス研究所の皆さん(中央が糠谷さん)