かけがえのない農地を守り、活かす運動
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タイトル
雑草を抑制する植物を試験栽培
山口県 吉敷郡秋穂町
問い合わせ先
秋穂町農業委員会
電話番号 : 083-984-2121
秋穂町では、農業委員と町の職員が、「ヘアリーベッチ」の種子3キロを、セイダカアワダチソウが繁茂していた遊休農地8aに播種した。
 この「ヘアリーベッチ」は、土壌の表面を覆う力が強いため雑草抑制効果が高く、緑肥としても優れているという、秋蒔きのツル性マメ科の牧草。セイダカアワダチソウより強い植物という情報を得て、試験的に取り組んでいる。
 播種は昨年の12月、当日は、農業委員会長と職務代理者がトラクター2台でセイダカアワダチソウの除去、耕耘作業を行い、町の職員が作業補助と播種を行った。
 セイダカアワダチソウは、住宅付近の休耕田にも繁茂し、その対応に苦慮しているが、管理労力を軽減しつつ、雑草の繁茂を抑えることで遊休農地の解消につながれば、と期待されている。
 この「ヘアリーベッチ」は5月には紫色の花を開花させ、6月後半から7月になると、茎葉部が枯れ、じゅうたん状に土壌の表面を覆い尽くす。
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