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鳥獣害対策

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ストップ鳥獣害(101) 犬猿の仲利用しサル対策 三重県農業研究所 紀南果樹研究室 「駐在犬」システム

 対策が難しいサルに対し、犬を使った防除が効果を上げている。犬猿の仲を利用したその方法は「駐在犬システム」、通称「犬のおまわりさん」だ。10年間被害ゼロに抑える圃場もある。
 同システムは圃場の外周に鋼線をはわせ、鋼線につながれた犬が圃場を見回り、サルの侵入を防ぐもの。圃場の外側には支柱の木くいにワイヤメッシュを張った塀を数カ所設置して、犬が周回しやすいように誘導する。
 三重県農業研究所の紀南果樹研究室が開発し、2011年に特許を取った。主査研究員の湊英也さんは「圃場をネットで覆う対策ではサルはかみ切って侵入してくる。この方法だと犬を飼っていればすぐに取り組め、費用もそれほどかからない」と話す。

写真説明=山本さんのミカン畑を警備中の紀州犬の雑種

 [2017-10-27]