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農政解説

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海外に飛び出した日本産原種鶏 全国養鶏経営者会議顧問 石澤 直士

 西アフリカのコートジボワールに採卵用の国産鶏を持ち込んで鶏卵を生産し、現地での食生活の改善に役立ちたいと事業に参加しました。事業は外務省の資金援助によるプロジェクトで、農業と植林による生活の安定を目指しました。2015年4月に始まった3カ年の事業です。
 当初、取り組んだのはブロイラーでの鶏肉生産で、アニエビ州アグボビルの11カ所で実施されました。ただ、ヒナやエサを購入しなければいけなかったため、採算割れが続き、経営を自立させることは難しいのが実情でした。2年目に入って経営事情は好転したようですが、現地から「技術指導をしてほしい」との要請がありました。
 それに対する日本側の判断は、長期的な視点からみて飼料用米も活用する採卵鶏を導入し、その技術指導を行う方がふさわしいというものでした。

写真説明=熱心に働いてくれる現地スタッフ

 [2018-1-12]