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地域活性化

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廃校再生、地域農業の新たなシンボルに(1)

 廃校利用が全国で盛んだ。文科省によると、公立校で施設が残る廃校の7割、実に4200校が2016年までに再生した。地域の交流拠点、新たな産業施設、福祉・医療の場、果ては観光の目的地まで子供たちの元気な声が響いたかつての学びやは、地域の新たなシンボル(象徴)として、再び光り始めた。もちろん農業利用も進んでいる。生産、交流、人材、体験、歴史とさまざまな方向から地域の農業に新風を吹き込む。

先端生産拠点 トマトと市田柿を地域の力に 長野・泰阜村 ヌーベルファーム泰阜

 かつて子供たちが走り回ったグラウンドには何棟ものビニールハウスが並び立ち、中ではトマトが赤く色づく。ここは標高700メートルの山中にある長野県下伊那郡泰阜村。廃校の旧泰阜北小学校の跡地は、最新技術を導入した生産拠点に変貌を遂げた。

写真上=元グラウンドにビニールハウスが並ぶ

村の新交流所 木造の趣残し 村らしさ未来へ 福島・昭和村 喰丸小学校

 四方を山に囲まれたのどかな農村・福島県昭和村にある喰丸小学校。過疎と少子化にあおられ38年前に役目を終えた同校が、今年4月、人々が集う観光と交流の拠点として生まれ変わった。築80年を超える昔懐かしい木造校舎に、今再びにぎわいが戻りつつある。

写真下=校庭の大きなイチョウの木は学校のシンボル。写真愛好家などに人気の撮影スポットだ

 [2018-8-10]