カテゴリータイトル

大地バックナンバー

すべての記事を読む

大地 民主党の政策づくりは?

 農業団体もとまどっているのではないか。民主党の政策づくりの仕組みがいよいよ分からなくなってきたからだ。政策のとりまとめ、決定は内閣が行い、党は関与しないという。本当にそれでいいのだろうか▼マニフェストという政策を掲げて当選した国会議員は、政策を構想し、それをまとめる第一義的な任務をどう果たすのだろう▼いままでほとんどすべての法律、制度をつくりあげてきた各省庁の役割は、政治主導の下でどうなるのだろう。制度を熟知している官僚をどう使うのだろう▼団体は一体誰に政策を要望すればよいのだろう。大臣、副大臣、政務官でいいよと言われかねない雰囲気だ▼自民党が政権与党であったとき、農林政策をまとめあげたのは党の国会議員で構成される政調農林部会だ。議員は官僚、団体の意見を聴き、自らの見識で政策を判断した。役所の積極的な賛成を得られなかった法律を党と団体の力で成立させたことも度々ある。族議員という言葉を嫌って、長年政権与党がつくりあげてきた、このシステムまでを否定する必要はない▼とくに民主党は政策の党だ。卓越し、なお実践力のある政策をどうつくりあげるか注目されている。すべての議員、団体、官僚の結集が必要なのだ。

 [2009-10-23]