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【新技術】ピンポイントで農薬散布 ドローン活用、画像をAIで解析

 佐賀県などと連携してスマート農業に取り組んでいるIT企業のオプティム(東京都港区)は、ドローンを活用したピンポイント農薬散布に取り組んでいる。空撮した画像をAI(人工知能)で解析して病害虫の発生状況を確認し、ピンポイントで防除するもの。昨年からの大豆に続き、今年から米と野菜でも開始。契約農家の費用負担はなく、防除コストを大幅に削減できたという。
 「ピンポイント散布テクノロジー」と名付けられた防除システム。同社が無償で貸与した空撮用の小型ドローンを使って契約農家が週数回撮影し、クラウド上にアップロードすると、数時間後に解析結果を見ることができる。農薬散布が必要な場合、オプティムが散布用ドローンを使って散布する(農薬は農家負担)。
 佐賀市の農業法人(株)イケマコが昨年44アールの圃場で取り組んだ大豆では、290カ所に区分けして撮影した画像でハスモンヨトウの発生状況を解析し、39の発生カ所を特定。殺虫剤の使用量は通常の10分の1以下で、残留農薬は検出されなかった。

写真説明=大豆圃場でピンポイント散布

 [2018-11-9]