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【新品種】紫色が濃く食味が良い 農研機構「ふくむらさき」を育成

 農研機構は、食味の良い紫サツマイモ「ふくむらさき」を育成した。主力品種として普及している「パープルスイートロード」より紫色が濃く食味がいい。近年人気が高いしっとりした食感で、蒸しいもや焼きいもの糖度は高い。蒸しいもではパープルスイートロードの13.1に対して22で、黄色で生産量の多い「べにはるか」と同等。
 だが、形状が小さめで収量が標準品種より少ないため早掘りを避け、十分な生育期間を確保する必要がある。育成地(宮崎県都城市)での収量性は、上いも(50グラム以上)の10アール当たり収量がパープルスイートロードの298キロに対して201キロ、上いもの1個重は同194グラムに対して127グラム。
 当面、茨城など関東の青果用サツマイモ産地で普及し、来年春から種苗会社を通じて苗の販売を始める予定だ。

写真説明=生いもの比較(左がふくむらさき、右がパープルスイートロード)

 [2018-12-7]