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鳥獣害対策

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【ストップ鳥獣害】(153) 非農家含め住民の意識一つに 長野・松本市梓川地区小室地域

 長野県松本市梓川地区小室地域では町内会が中心となって、2012年に全長6キロの防護柵を設置した。サルやイノシシ、クマから暮らしを守ろうと地域が一丸となり、設置作業には非農家も含めて住民全員が参加した。設置後の維持管理は獣害防護柵保全管理協議会が担う。
 柵を設置してからは地域への獣の侵入が減り、農作物の被害も大きく減ったという。町内会長と同協議会長を務めるリンゴ農家の佐原隆章さん(69)は「みんなで協力した成果。柵は住民全員を守る共用品という意識が根付いている」と話す。
 同地域では、獣は農作物を荒らすだけでなく、住民にも被害を与える可能性があるとして、非農家も含め意識を一つにした。設置場所の土地は地権者がそれぞれ進んで提供するなど、地域は協力的だった。

写真説明=送電機とアラームを前に、柵を管理する歴代の町内会長(右から佐原さん、二村さん、丸山さん)

 [2018-12-14]