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業務用に最適な「ゆみあずさ」〜多収でいもち病に強い良食味水稲新品種〜

 近年、一般家庭での米の消費が減少する一方で、中食・外食、コンビニエンスストアや弁当などで使用される業務用米の消費量は増加傾向が続き、品薄による価格の高騰が懸念されています。それに伴い、低コスト生産が容易で、一定水準以上の食味と玄米品質とを備えた、業務用米に適する安定多収品種の需要が増しています。このほど東北農業研究センターでは、こうした要望に応える品種の一つとして2017年に「ゆみあずさ」を育成しました。

◎多収で良食味の業務用適性品種

 ゆみあずさは、熟期が「あきたこまち」と「ひとめぼれ」との間で、東北地域では“やや早”に属する粳(うるち)品種です。あきたこまちと比較して、稈長は12センチ程度短く、倒伏はあきたこまちより明らかに少なく、耐倒伏性は“強”と評価され、直播栽培にも適性があります。

 [2018-12-21]