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【列島最前線】パッションフルーツを名産品に! 東京・八王子市 JA八王子パッションフルーツ生産組合

 東京都西部に位置する八王子市は人口57万人の都市。ここで活躍する若手農家13人が、5年前「JA八王子パッションフルーツ生産組合」を結成した。都市農家が新たな名産品を目指して、さまざまな取り組みを展開している。

 11月20日、八王子市の石川農園を訪れた。南国生まれのパッションフルーツが、露地で葉を茂らせ、実をつけていた。
 「今年の分は、霜が降りたら終了です」と話す石川耕平さん(38)は、シクラメンなどの鉢花と花苗を生産しているが、10年前に訪れた小笠原諸島で、パッションフルーツに着目。ゴーヤーに続くグリーンカーテン用の苗として販売したいと考えた。
 早速苗を作って市場へ出荷したが、最初はなかなか売れなかった。そこで野菜農家にも声をかけ、試食会を開くことに。
 「初めての人は『すっぱい』と。それでもじわじわ広がっていきました」
 丸く赤い実を半分にカットして、種子のまわりの黄色い果肉と果汁をスプーンですくって食べると、南国風の酸味と甘味、香りが楽しめる。

写真説明=パッションフルーツに取り組んで10年。「仲間がいてよかった」と話す石川さん

 [2018-12-21]