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Webで収支や労働時間を試算 農研機構など FAPS-DBの本格運用へ

 農研機構は九州大学、岩手県農業研究センターと共同研究する「FAPS-DB(ファップスディービー)」の本格運用を始める。このシステムはWeb上で作付けを予定する作物の栽培体系を選ぶと、経営収支や労働時間などが試算できるもの。営農計画の作成に役立つと期待されている。

 このシステムの基本となるのは農業技術体系データベース。データは▽資材購入費や農産物販売額などの価格▽品種や規模に応じた栽培技術▽農業機械の種類や使用時間など機械作業――の三つの情報から構成される。各県がまとめる技術体系のほか、農業者自身が自らの経営内容を入力することも可能だ。同じ作物でも品種や作付け規模で異なる体系として登録する。
 使い方はデータベースに登録のある技術体系の組み合わせを選択し、それぞれの作付面積を入力するだけ。予想収量や粗利益、年間労働時間などが試算される。粗利益や時期別の労働時間、キャッシュフローもグラフで表示され、視覚的にも分かりやすい。将来的にデータの登録が進めば他県の技術体系や他の農業者の体系をもとに試算することもできる。

 [2019-1-11]