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地域金融、農を支援 鳥取県 地銀・JA信連など連携し活性化

 農業を地域の基幹産業と位置づけ、2005年前後から農業融資を進めてきた地方銀行。近年は、収益性の高い農業法人の増加や、6次産業化への取り組み、食品関連企業による地元農産物の需要、また国が進める地方創生などを受け、農業分野への支援が積極的に行われている。このような中、銀行、信用金庫、保険会社などの金融機関が連携して、地元企業への支援を通じた地域活性化の動きも現れている。

 とっとりキャピタル(株)は、1997年に地域の金融機関が中心となって設立したベンチャーキャピタルだ。同社は、投資業務、経営コンサルティング、企業の合併・業務提携などのあっせん業務を通じて、地元企業の成長発展を支援している。株主構成は、鳥取銀行やJA鳥取信連などを含めた合計12社。地域の金融機関が一体となった支援体制が特徴だ。
 同社が農業関連企業への支援を本格的にスタートさせたのは、2014年頃。過疎化が進行する地方で、地方創生を進めるためには農業を含めた1次産業の活性化が不可欠と判断し、2015年に農業関連産業への投資も視野に入れたファンド「とっとり地方創生ファンド投資事業有限責任組合」を鳥取銀行、JA鳥取信連、鳥取信用金庫、倉吉信用金庫とともに設立した。ファンド総額は3億円となる。

写真説明=キクラゲで地域の活性化に取り組む緑工房 河村社長

 [2019-1-25]