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注目!ドローン水稲散播

 高齢化と規模拡大の進展で水稲の直播面積が拡大しているが、ドローンによる散播が超省力技術として注目され始めた。数年前から無人ヘリコプターによる栽培試験が各地で行われているが、ドローンの登場が空中散播を本格化させるのではと期待される。新たな種子被覆「べんモリ」の普及も後押しする。

 農薬散布用ドローンの農家への貸し出しと、作業受託をしている広島県のJA広島中央では昨年、2カ所の実証田で散播に挑戦。省力化に手応えを感じた。
 同JAは乗用直播機も所有しているが、作業後の泥落としが大変で、水田に入らずに田植えができないかと取り組んだ。鉄コーティング種子を使い、薬剤噴出部を広げ、拡散せず適度な範囲で広がって落ちるようカバーを装着した。
 最初の圃場(20アール)では落水後に「あきさかり」を播種。操作が不慣れで、まきむらと3割ほどが土に埋まって苗立ちが悪かった。次の圃場(14アール)では「恋の予感」を湛水で行い、発芽率が良かった。種子量は10アール当たり6キロと多め。作業時間は移植の6分の1、乗用播種機と比較しても3分の1で済んだ。

写真説明=ドローンによる散播(JA広島中央提供)

 [2019-3-1]