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FRONT LINE 地域農業の発展担い25年 宮城・加美町 やくらい土産センターさんちゃん会

 宮城県加美町の農林産物直売所「やくらい土産センター」と、出荷組織の「さんちゃん会」は今年で創立25周年を迎える。豪雪地帯ゆえ他産業に従事する男性が多い地域で、農家女性たちが地域の恵みを販売しようと始めた取り組みだ。野菜や山菜などの新たな産地が誕生し、仙台市での出張販売も定着した。

 標高553メートルの薬莱山の麓に広がる高原には温泉やプール、地ビールレストランなど10以上の施設が集中する。県内外から多くの客が詰めかける「やくらいリゾート」だ。
 「ふるさと創生1億円事業」で最初の日帰り温泉がオープンしたのは1993年。土産センターは、手軽なおみやげを販売する場所として1994年に誕生した。「土から生まれたものを売るのだから」と「どさん」と読ませる。
 運営は役場や農協の駐車場に野菜などを持ち寄り、朝市や夕市を開いていた地域の農家女性たち。「雨でもぬれない直売所が欲しい」と町に要望していたため、白羽の矢が立った。

写真説明=加藤さん(右)と仲間5人で漬物加工をしている畠山四三子さん(73)

 [2019-3-15]