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農政解説

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なんでも聞いちゃえ アグリの話「人・農地プランって何?」

瑞穂 おじさん、大きな地図を見てなんだか難しそうな顔をしているけど、どうしたの?
耕一 農業委員会の仕事だよ。これから人・農地プランの話し合いがあるから、考えをまとめていたんだ。
瑞穂 人・農地プランって何?
耕一 地域の農地を効率良く使うために、地権者や農業者など関係者全員で話し合って、担い手をどう確保するか、農地の集積・集約化をどう進めるかなどの計画を作るんだ。誰がどの農地を借り受けるとか、具体的に考えるよ。
瑞穂 地域の農業が続いていくように、みんなの意見をまとめるんだね。
耕一 そう。中心になる経営体はどこなのか、それ以外の兼業農家や自給的農家を含めた地域農業の在り方、将来の農地利用をどうするか、農地中間管理機構をどう使っていくかなどを決めるよ。
瑞穂 それって、新しい取り組みなの?
耕一 今までも農業委員会に求められていた業務だけど、今の国会で機構に関する法律が改正されて、人・農地プランの実質化と、その話し合いに農業委員と農地利用最適化推進委員が積極的に参加することが新たに位置付けられるよ。プランには中心になる経営体への農地集約の方針を記載することが必須になる他、実質化したプランを実行して農地を集積した場合は、集積した面積を農地利用最適化交付金の額に反映するようになるみたいだ。
瑞穂 法律で業務を明確にしてくれると、地域での活動もやりやすいね。その地図は話し合いに使うの?
耕一 うん、地図があれば農地の状況が一目で分かるから、話し合いが進みやすいんだ。おじさんは担当地区の地権者や農業者の意向を聞いて、農地の貸借などの希望や耕作者の年代、後継者の確保状況が分かるようにしている。法改正ではこうした地図がプランの実質化に欠かせないとして、作成を支援する予算も付けるようだよ。

 [2019-3-22]