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豚コレラ感染拡大防止へ 衆参農水委員会が対策求め決議採択

 衆参農水委員会は9日、政府に向けて、豚コレラの感染拡大防止に向けた対策を求める決議を全会一致で採択した。飼養衛生管理など防疫対策の強化が喫緊の課題であるとして、「あらゆる手段を行使し一刻も早い事態の終息に努める」よう訴えた。
 決議では、(1)発生農場やその関連農場が経営を再開・維持するための支援(2)貿易措置に必要な施設や機器を導入する費用の支援(3)風評被害の防止に向けた消費者への正確な情報提供(4)同病の発生で狩猟が制限されている地域のジビエ関連産業への支援――などを求めた。
 また、中国などでアフリカ豚コレラが発生していることを踏まえ、水際対策の強化が必要として、訪日外国人旅行者や国際郵便物による輸入禁止畜産物の持ち込みに対する検疫と罰則の強化などの対策も求めた。
 農水省は同日に岐阜県恵那市、10日に愛知県瀬戸市の養豚場で相次いで新たに豚コレラの発生を確認した。合わせて飼養豚8500頭以上を殺処分する見込み。岐阜県は恵那市の発生農場から半計3〜10キロにある2農場に搬出制限をかけた。愛知県瀬戸市の発生農場は3月26日に同病が発生した養豚場の移動制限区域内にある。

 [2019-4-19]