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未来へ 栃木・真岡市 柳 未来さん・恭子さん

 「たまの息抜きはライブに行く」。そう笑顔で語るのは、ハウス13棟30アールでアスパラガスを栽培する柳未来さん(左、27)と恭子さん(25)の姉妹。イマドキの農業女子だ。
 もともと実家は農家。数年前に父が腰を痛めて農作業ができなくなった時期に就農を決意。2人とも務めていた会社を辞めて、2015年4月に就農した。
 「正直なところ、経済的にやっていけるか不安はあった」と当時を振り返る。それでも父の勧めもあり、あえて両親が作っていないアスパラガスに挑戦した。1年目は実質、土づくりに専念せざるを得ず、収入はわずか。ネットオークションで農機具を購入するなど経費を節減した。周囲に教わる人もいないため、農業振興事務所へ詳しい方を紹介してもらいにも行った。「いまは収穫物の大半を農協に出荷するため、農協の部会などで相談できる仲間も増えた」という。
 昨年、未来さんが結婚し、夫も仕事を辞めて新たな「担い手」に加わった。当面の目標は「アスパラガスに専念して、自立した経営を目指す」と力強く語る。

 [2019-5-17]