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耕作放棄地対策

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動き出す荒廃農地の全体調査(5) 農業委員を核に地域が連携――山形・天童市農業委員会

 山形県天童市農業委員会(結城助一会長)は、80年から29年間継続して、農業委員を核に地域の農業者が協力して遊休農地の調査と解消活動に取り組み、成果を上げている。
 同委員会は毎年6月の総会で当年度の調査日程を調整、7月の総会までに各委員が担当地区の調査協力者を推薦する。22人の農業委員が各地区の状況に応じて、JAの支所長や農家実行組合代表など適任者3〜4人に協力を求め、7月末から8月上旬にかけて調査を行う。
 解消活動を支えるのが同市が97年に設けた単独事業。借り手が遊休農地を復元する際に10アール当たり7万円を上限に補助している。08年度の予算は140万円、事業創設以来53人が利用し、18.8ヘクタールの農地の復元に貢献した。この事業の窓口は地域の実情を把握する農業委員となっており、遊休農地の担い手掘り起こしに役立っている。

 [2008-10-24]