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のうねん便り〈9〉 目標下回る新規加入 関係者は最大限の努力を

 2011年度の新規加入者の実績が確定する2月下旬まであと1か月余りとなりました。12月末時点では、昨年度を233人下回る2062人となっています。10年度からスタートした新3カ年計画で設定した全国目標6千人のわずか34%にとどまっており、目標達成は極めて厳しい状況です。これは、昨年3月に起きた東日本大震災はもとより、3年に一度の農業委員の統一選挙などの影響によるものと推測されます。
 新規加入者数を都道府県別にみると、トップが北海道の753人で全体の3分の1強を占めています。以下、熊本県88人、長野県77人、宮崎県75人、鹿児島県70人、新潟県65人の順で昨年度と顔ぶれは変わりませんが、大幅に人数を落としています。市町村別では、北海道音更町が52人でトップ。以下、北海道別海町41人、同岩見沢市33人、同士別市23人、同北見市21人と北海道が上位を独占しています。4年連続日本一の長崎県南島原市は19人で6位につけています。
 農業者年金加入率の都道府県格差や市町村格差が広がっている中で、11年度は全国の6割の市町村で加入者がゼロという状況です。
 逆に言えば、加入できるのに制度の説明を受ける機会がない農業者が4割の地域にいることになります。「知らなかった」という農業者を1人でも減らすため農業委員会、農協関係者の皆様の最大限の努力をお願いします。

 [2012-1-20]