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耕作放棄地対策

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9年間に89ヘクタールの耕作放棄地を再生 農水大臣賞を受賞した鳥取県境港市の(有)岡野農場

 全国農業会議所・全国農業新聞主催の「第4回耕作放棄地発生防止・解消活動表彰事業」で農林水産大臣賞を受賞した鳥取県境港市の(有)岡野農場(岡野修司代表取締役)。160ヘクタール(2011年現在)の広大な農地で、ダイコン、ゴボウ、長ネギ、サトイモなど生産・加工・販売までの一貫経営を実現する一方で、03年〜11年度の9年間に89ヘクタールもの耕作放棄地の再生利用を実現したことが高く評価された。
 (有)岡野農場は元来、自家で青果業((有)岡野青果)を営んでいた。当時、取引先からの要望は安心・安全や新鮮・高品質、生産方法などの信頼性と多岐にわたった。こうした要望に応えるため、1994年4月に同農場を設立した。
 転機が訪れたのは95年。県農業開発公社西部支所(現(財)鳥取県農業農村担い手育成機構)が岡野さんに「高原地帯でのダイコン栽培はできないか」と打診してきた。この誘いを契機に規模拡大を決断した。
 以降、同農場は公社と協力しながら荒廃、または荒廃しそうな農地を次々と活用。これが地域の信頼を得る結果になった。
 同社は6次産業化にも力を入れる。特に主力のダイコンは、おでん用として加工、全国のローソン8千店舗に供給している。

 [2012-5-4]