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女性農業者

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熱帯果樹生産6年目 短大2年で法人設立 今年から苗鉢一本に

「ゆす村農園(有)」の東愛理(ひがし・あいり)さん
 鹿児島県日置(ひおき)市でトロピカルフルーツ(熱帯果樹)の苗木を生産・販売する「ゆす村農園(有)」の経営者は、弱冠26歳の東愛理りさん。短大1年の時から就農に向けて農地を探し始め、2年の6月にはゆす村農園を設立した。週に数時間は県立農業大学校にも通うダブルスクール生活で技術を学んだ。卒業と同時に就農し6年。「ようやく形ができてきたかな」と話す。
 愛理さんは鹿児島県立短大の商経学科に入学したが、入学後すぐに就農を決意した。在学中から農地を探しながら、祖父母の家の庭に、5坪ほどの鉄骨ハウスを建て「実習」を始めた。ハウスは「親せき総出でつくった手作り」だ。
 愛理さんは最初、1年目から収穫できるパッションフルーツから始めた。事前に庭のハウスで育成していたものを植え替えた。果実は、鉢植えにして道の駅で販売した。徐々に種類を増やし、現在はマンゴー、アボカド、ホワイトサポテ、アテモヤ、ライチなど8種類200品種を栽培している。マンゴーは種から育てた。日本熱帯果樹協会に加入し、海外へも勉強に出かけるなど研究熱心だ。
 昨年まではマンゴーの果実も販売していたが、今年から鉢苗だけにした。高接ぎで苗をつくる方が効率がいいためで、全体で年間、1千鉢ほど出荷している。

 [2012-6-22]