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たくさん収穫できるお米の品種を開発中 味良く倒れにくい期待の新品種

 日本で一番多く栽培されている品種は、「コシヒカリ」です。コシヒカリはおいしいお米として有名ですが、茎が長くて細いため、たくさんお米を収穫しようとして肥料をあげすぎると、自分の重さで倒れてしまいます。
 最近、品種改良が進められ、コシヒカリのようにおいしく、しかもコシヒカリよりもたくさん収穫できる品種ができてきました。また、たくさん収穫できて、お酒の原料にも使える品種も開発され、注目を集めています。
◆たくさん収穫できておいしい品種
 コシヒカリなどの品種の平均的な収量は、10アール当たり約530キロですが、最近開発された「あきだわら」は、10アール当たり600キロを超える収量があります。食べてもおいしく、お米の見た目もコシヒカリと同じくらいきれいです。肥料をあげても倒れにくく、安くておいしいお米を作ることができます。
◆たくさん収穫できて、お酒がつくれる品種
 たくさん収穫出来る品種の中には、お酒の原料に向いているものもあります。最近開発された「たちはるか」は、10アール当たり600キロを超える収量があり、なおかつ倒れにくい品種です。食べてもおいしいのですが、お米のタンパク質が少ないので、おいしい日本酒を造ることができます。また、「楽風舞(らくふうまい)」は、収量はそれほど多くありませんが、日本酒だけでなく、沖縄の泡盛にも適しています。
 これらの品種を使うことで、安くておいしいお米やお酒を楽しむことが期待されます。

 [2012-11-30]