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食育・地産地消

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1日5皿以上野菜食べよう! ファイブ・ア・デイ協会の食育プログラム、社員食堂に広がり

 一般社団法人ファイブ・ア・デイ協会は、「1日5皿分(350グラム)以上の野菜と200グラムの果物を食べましょう」をスローガンにした食育プログラムを全国で展開している。活動は社員食堂へも広がり、バランスが片寄りがちなサラリーマンの食生活改善に貢献する。減少を続ける青果の消費量回復のきっかけとして、活動に注目が集まっている。

 5ADAY(ファイブ・ア・デイ)は、1991年に米国で始まった健康増進運動。野菜や果物の摂取は、生活習慣病、特にがん発症のリスクを抑える可能性が高いという科学的知見に基づいて、米国では官民一体で運動を推進した。その結果、野菜や果物の摂取量が増加し、生活習慣病での死亡率が減少する。現在は世界40か国以上に運動の輪が広がっている。
 日本でファイブ・ア・デイ協会が設立されたのは、2002年。食品メーカー、商社、外食、給食、卸スーパーマーケットなど125社の会員企業が支えている。設立当初から、会員企業のスーパーマーケットなどで、小学生以下の児童を対象にした食育活動を実施してきた。売場の野菜や果物を教材に、ゲーム形式で楽しみながら適正な摂取量を学ぶスタイルで、年間800回以上開催している。
 同協会では、昨年3月に「野菜・果物を取り巻く生活者の消費動向」を約3万人にアンケート。1日に食べる野菜が「1〜2皿」の人は全体の69%、「3〜4皿」は20%という結果に。適量とされる「5皿以上」は、わずか4%だった。「野菜不足が顕著な上に、不足を認識していない人もいる」と事務局長の入谷靖子さんは指摘する。

 [2013-1-11]