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微生物の力でより環境に優しい農業を マルチフィルムを一日でバラバラに

 農作物の栽培には、畑を覆って雑草を防いだり、地面の温度を維持するマルチフィルムが欠かせません。普通はポリエチレン製のものが用いられていますが、使用後はゴミになるため回収・処分する必要があります。今回は、このマルチフィルムの処理に微生物の力を活用するお話です。
 ◆生分解性プラスチック
 生分解性プラスチック(生プラ)とは、微生物によって分解されるプラスチックです。生プラで作ったマルチフィルムなら、使用後そのまま畑に埋めれば、土中の微生物によって水と二酸化炭素に分解され、ゴミも出ません。このため、生プラ製マルチフィルムがだんだんと使われるようになってきました。ところが、埋める場所やその時の天候によってうまく分解されない場合があることがわかり、これをどうやってきちんと分解させるのかが問題となりました。

 [2013-2-22]