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のうねん

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広げよう農年 PR強化で家族の加入広がる――北海道別海町農業委員会

 別海町農業委員会(松田寅義会長、委員24人)は2011年度、新規加入者が58人に達し、市町村別では全国第2位の実績となった。同町は酪農専業地帯。加入による節税効果が浸透し、経営主の奥さんや後継者夫婦などに加入の輪が広がっている。
 森本哲男事務局長は「農業委員さんが熱心に戸別訪問や声かけをしてくれたことが一番です。松田会長が先頭に立って推進した」と話す。松田会長も「私自身が一昨年1月から農業者年金を受給するようになり、『加入していて本当に良かった』と機会あるごとに話した」という。特に「家族での加入を勧めた」と付け加える。同じ酪農家の奥さん方の中で、農業者年金を受給する人としない人とが出てくるのをなくしたいという強い思いからだ。
 松田会長の陣頭指揮により、「農業委員の顔を見たら農業者から『農業者年金!』と言われるくらい、その取り組みが浸透した」(森本事務局長)。
 新規加入者が増えた第2の要因はJAと連携したPR対策の強化。町の広報誌に「国民年金だけで十分ですか?」などのPR記事を重点的に掲載。JA広報誌にも「女性の皆さん、あなた自身の年金を!」と訴えた。独自ポスターの作成・掲示やリーフレット配布も実施した。町教育委員会が主催する「ふれあいトーク宅配講座」で、地区の婦人会メンバーに説明する機会も生まれた。
 「未加入者、とりわけ女性がまだ多く残っているので、加入率を上げていきたい」と松田会長は語る。

写真説明=松田会長(左)と森本事務局長(右)

 [2013-3-1]