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「過疎地を過疎地にしない」信条に 毎週お年寄り支援食事会 大分・宇佐市 衞藤めぐみさん

 大分県宇佐市余谷で菓子づくり店を営む衞藤めぐみさん(37)は「過疎地を過疎地にしない」を信条に地域を元気づける活動に奔走する。とりわけ最近は食を通じたお年寄りと子どもたちの支援がメーン。週1回開いている食事会には10〜30人が集まり、笑顔と歓声があふれる。高齢や病気で動きにくい体のリハビリにもなっている。約1年前には地域ビジネス化に向けNPO法人を立ち上げるなど、本気度は増す一方だ。

 平日の午前11時。田んぼの一角にある民家(空き家)に衞藤さんをはじめ、市内の農家のおかあさん方が集まり、食事づくりが始まる。今日の献立はイモまんじゅうと団子汁、ドジョウのかば焼き。足が不自由なお年寄りは餡(あん)を包む作業で協力。台所はおしゃべりと笑い声に包まれる。
 すべて出来上がったのは午後1時過ぎ。できたてを口にしたお年寄りは笑顔を上書きさせる。一人暮らしの佐矢タツ江さん(85)は会場まで電動カートで来た。「皆さんの気持ちのこもったおまんじゅうは心の塊です。とてもおいしい。若い人たちの情熱にはいつも魅了されます」と話す。

写真説明=食事会に集まったみなさん(右列の左端がめぐみさん)

 [2013-3-1]