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のうねん

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広げよう農年 宮崎 小林市農業委員会 制度周知へ戸別訪問 農家との距離縮める

 宮崎県小林市農業委員会(兒玉厚夫会長)は、今年度すでに16人が新規加入した。昨年度の4人から大きく人数を増やし、目標人数の13人も突破した。
 今年3月に農業委員の改選があった同市。新会長となった兒玉会長は「入る入らないは農家の選択だが、制度周知はしなくてはならない」と激励し、35人の委員全員での戸別訪問が始まった。8月の加入推進月間で集中的に取り組み、この間13人が加入した。
 市内を30地区に分け、担当の委員が責任を持って回った。積立方式に変わっていることや節税効果を切り口に、加入のメリットを訴えていく。事務局の山下雄三主幹は「信頼関係のある委員さんだからこそ説得力が出る」と指摘する。
 戸別訪問は、委員と農家の距離をさらに縮めた。山下主幹は「年金だけでなく、経営や技術の話にもなる。農業委員といえども農家を回る機会は貴重」と話す。兒玉会長は「農業委員やその仕事を再認識してもらえた」と喜ぶ。推進対象とする認定農業者への訪問で、地域農業の中心となる両者の関係は円滑になった。
 兒玉会長は「特別なことは何もない」と主張する。農家の中に入り込み、活動するのが農業委員だと考えるからだ。「これがきっかけ。この関係が今後いろいろな面に広がるだろう」と波及効果へも期待する。

写真説明=認定農業者に加入を勧める兒玉会長(左)

 [2013-9-20]