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のうねん

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広げよう農年 委員への信頼が根本 政策支援の後継者に的 兵庫・たつの市農業委員会

 兵庫県たつの市農業委員会(柳生行宣会長)はここ4年間の新規加入者数が累計で16人に達する。特に本年12月は全国的には前年同月を下回る中で、同県一位の3人を新たに確保した。
 事務局が力を入れているのは2001年まで続いた旧制度のイメージの払拭だ。加入者の急減で財政破綻を招いてしまった旧制度に対し、「個人積立方式」の新制度がこうした点に左右されずいかに安全かを強調。低利の銀行預金などに比べ、年平均2.07%もの利回りで運用している同年金の他にない有利性も訴える。
 ただこうした高実績を生んでいる理由はほかにもある。上西義弘事務局長は「何と言っても農業委員さんがもっている地域での信頼。これがないといくら優れた制度でも加入者は増えない」と話す。
 同市では加入資格者を抽出し真に見込みのある人に限定して加入推進を行う。その際、出来るだけ政策支援が受けられるよう若い後継者に的を絞るが、大切なのは「親子の絆」。子どもの将来のための親への支援も加入にとって大切な要因だという。
 ここ数年の市実績の半数近くを加入させた女性農業委員の黒田惠美さん(80)は「普段からのつきあいで親御さんとの信頼関係が築けているからかな」と理由を明かす。そのほか「老後の備えの大切さなどもポイント」と指摘する。

 [2013-12-13]