カテゴリータイトル

のうねん

すべての記事を読む

のうねん便り 老後支える公的年金 積立方式で安心 国の保険料補助も魅力

 農業者の老後の生活を支える公的年金制度に「農業者年金」(のうねん)があります。
 のうねんは、1971年に始まり、2001年の抜本的制度改正を経て作り上げられた「農業者の老後の生活の安定及び福祉の向上と農業者の確保に資する」を目的とする政策年金です。加入者自身が積み立てた保険料とその運用利子で将来の年金額が決まる「積立方式・確定拠出型年金」のため、少子高齢化時代に強い仕組みとなっています。2013年度までに全国で10万8千人(新制度)が加入しています。
 農業者の老後の生活では夫婦2人で約23万円ほど必要で、農業者が通常加入している国民年金だけでは夫婦で合わせても月13万円足らず、月々10万円以上が国民年金だけでは不足します。のうねんは、この不足部分を補う上乗せ年金です。また、のうねんは生涯受給する終身年金です。仮に加入者・受給者が80歳よりも前に亡くなった場合には80歳までに受け取る予定の相当額を「死亡一時金」として遺族に支払います。
 農業経営の中でも節税対策として活用できます。支払った保険料は全額が社会保険料控除の対象となり、所得税・住民税の節税につながります。
 この年金には、60歳未満の国民年金1号被保険者で、年間に60日以上農業に従事しているのであれば経営主だけでなく、配偶者や後継者も加入できます。さらに、認定農業者や家族経営協定締結者など、一定の要件を満たせば保険料の一部を国が補助し、後継者などに経営を継承されると、国庫補助分を自分の年金として受け取ることもできる、国の手厚い支援がある年金です。
 詳しい内容は、お近くの農業委員会かJAにお問い合わせ下さい。

 [2014-4-18]