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アグリとサイエンス

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大型水槽でウナギの幼魚を大量生産

 東京のはるか南、グアム島の西側の深海には、西マリアナ海嶺の山々がそびえています。
 海底山脈の上、水深200メートルくらいの水中で、ニホンウナギが産卵します。卵からふ化したウナギ幼生は、ガラス細工のように透明です。黒潮の透き通った水のなかでも完全な保護色になり、天敵から見えません。彼らは海流に運ばれ、台湾近くの黒潮の源流にたどり着きます。5センチほどに成長した幼生はシラスウナギ(ウナギの幼魚)に変態し、黒潮に乗って北上するのです。

写真説明=ウナギの成長過程(水産総合研究センター提供)

 [2015-7-17]