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大地 目(耳)を疑う農相の農業委員会関連報道

 本当にそんな発言をされたのだろうか、と目を疑う記事が先頃発売の週刊誌に載った。石破農相が田原総一朗氏の質問に答える形で「その(違反転用摘発の)役割を担っている農業委員会がこれまで何もしてこなかった」「本来、農業委員会が違反転用を指導し、それに従って市町村長が勧告することになっているのですが、そんな勧告は一度も行われていない」などと語っているのだ▼恐らく石破氏は、今度の農地法改正で格段に役割が重くなる農業委員会に対し、より緊張感をもって仕事をして欲しいとの思いを込めたのだろう。だが、後段の一部にある議事録の不作成・非公開を例に挙げての「農業委員会は農業委員会としての仕事をやれ、義務と責任を果たせ」は農業委員会が全く仕事をしていないかのような印象を与える▼石破氏は「農業委員会の人たちの意見をよく聞いて適切に支援したい」と国会審議で述べている。予算・人員面で相応の手当はするということなのだろうが、我々組織への不信に満ちたものなら効果は半減する▼粒々辛苦、悲しいがここは大臣に覚えめでたくなるよう頑張るしかない。涙をのみ、ぐっとこらえて進もうではないか。

 [2009-5-29]